管理人のあいさつ
どうも、おはこんばんちは。管理人のにしです。
この個人用のウェブサイト『我が青春を突っ走れIII』にアクセスしていただいて、ありがとうございます。
仕事の備忘録や趣味のランニングや野球に関することなど、つらつらと書き綴っていこうと考えています。
壊滅的な記憶力の持ち主なので、自分の脳みその補助をこのウェブサイトでしてもらおうと考えて、開設した次第でもあります。
たまたまこのウェブサイトに遭遇してしまった方、ほとんど自分用に綴っているコンテンツで、粗末な文章ばっかりですが、これもなにかのご縁ということで、少しだけお付き合いくださいませ。
我が青春を突っ走れIII
昭和の香りを色濃く残すタイトルです。なぜこのタイトルにしたのかお話させていただきます。
私が中学生の頃、近所の同級生の家にしょっちゅう泊まりに行き、一緒に深夜ラジオやその頃出始めのコンパクトディスク(CD)をCDラジカセから流しながら、学校のことや人気のファミコンソフトの攻略法などを話しながら過ごしていました。
その友人の家は、私の家よりずいぶん裕福で時代の最先端の電化製品が揃っていて、その友人もやさしいお坊ちゃんって感じでとっても居心地のいい空間でした。(特に友人の両親には本当に迷惑をかけたと今では反省しております)
彼には兄が二人いて、その二人とも有名大学、有名高校に進学していました。
兄さんたちとはあまり話す機会はなかったのですが、たまに会ったときは、友人同様やさしそうな雰囲気で気さくに話しかけてくれました。
ある晩いつものように泊まりに行ったとき、友人が私のジュースを用意しに席を外している間、なにか面白い漫画はないかと本棚を漁っていたら、漫画本だらけの中に2冊大学ノートが入っていました。
何も考えず、その大学ノートをめくると、粗野に力強く書かれた『我が青春を突っ走れ』という一文が目に入ってきました。
おおっ!と驚きながら、読み進めていくとどうもそれは二人のうちどちらかのエッセイのような小説のようなものでした。
ほとんど内容は忘れてしましましたが、私の読んだ感想は、やさしそうな兄さんの佇まいからはまったく想像のできない、アツいアツい想いの詰まった非常に鋭角な文章でした。
自分の周りに起きている日常に対しての攻撃的な気持ちや自分自身の感情を深く深く掘り下げて、その暗闇の中から必死にわずかな光を探しているような、切れ味の鋭い文章でした。
私のジュースを持ってきた友人は、どういう顔をしていいかわからないはじめての感覚にパニックになって、なぜかニヤニヤしながらそのノートを読んでいる私を見て、ズバッとそのノートを取り上げ、慌てて隠してしまいました。
何度ももう一回読ましてくれと懇願する私に「いやバカにするから」と絶対に譲らなかった友人。
結局それ以来、そのノートは二度とお目にかかることはありませんでしたが、文章を読んだときの感覚とそのタイトルは記憶力の貧しい私の脳みそにしっかりと焼き付きました。
どうやらもう1冊のノートは、「我が青春を突っ走れII」という続編が書かれているらしいことを友人が後日、告白してくれました。
もちろん、そちらも読むことは叶いませんでしたが。
今回、本サイトを開設するにあたり、タイトルを何にしようか悩んでいるとき、私にとってショッキングな出来事の1つだった、「我が青春を突っ走れ」が降りてきました。
なんとなく、勝手にその続編を作ってみたら面白いかなと考えて、「我が青春を突っ走れIII」というタイトルに決めました。
人生を折り返した今、まさに後半戦の青春時代だと思います。
自分にとっては、ちょっと青臭くて照れくさいタイトルですが、案外気に入っています。
これが本サイトのタイトルを「我が青春を突っ走れIII」にした理由です。
これから自分に起こるさまざまな岐路に立ったとき、このタイトルを思い出し、進んでいく道を突っ走っていこうと思います。
プロフィール

管理人 にし
1975年生まれ。鹿児島市在住。ウェブサイト制作会社勤務。趣味は、ランニングと野球。二児の父親。